【2020】334-A地区LCIFセミナー


LCIF・国際関係委員長

L.千田一光

去る9月25日(金)にウィンクあいちにて地区LCIF・国際関係セミナーが開催され、会長と二人で参加しました。

当日のセミナーではLCIF国際理事のL鈴木誓男氏から災害援助で興味深い話をお聞きしたので御紹介させていただきます。

今から60年以上前の1959年9月26日に東海地方に直撃した伊勢湾台風の時の事です。死者・行方不明者5,000人以上、住宅全壊半壊15万件以上と言う甚大な被害が出ました。当時日本でライオンズが誕生してまだ7年の間もない頃で、会員数も約7,000人位でしたが、浜松ライオンズは台風の翌日から1000人分の温かい弁当の援助。全国のライオンズからは最終的に義援金と救援物資など総計で500万円(物価指数換算2,800万円)を超える援助が集まり、更に海外のライオンズクラブからも多くの支援があったそうです。

講師は、当時は幼少でライオンズクラブの伊勢湾台風災害支援は知らなかったそうですが、クラブ入会後知ることになり、伊勢湾台風が日本のライオンズクラブ災害支援は始まりであったと説明されていました。その話をお聞きして60年前から脈々と受け継がれてきたライオンズクラブの根本にある奉仕の精神をより深く実感することができました。

最後になりますが、今月は皆さんに1000ドル献金をお願いしています。コロナ禍で大変な時期と思いますが、是非一人でも多くのご協力をお願いします。