役員挨拶

◆第43代会長挨拶 所信

L.宮地 信男


1980年4月17日に、丹羽郡に丹羽ライオンズクラブが発足し43年目に入りました。

会員の皆様のご承認を受け、この伝統あるクラブの43人目の会長職に就任させて頂きます。大変光栄に思っていますが、その責任の重さに身の竦む思いがしています。

入会してから11年間、様々な役を頂き活動してきました。そこから感じとり心に芽生えてきたことを1年間の活動の指針に反映したいと考えています。

これまでの先輩方の奉仕活動とその地域貢献への功績を称え、敬い、肯定したうえで、今年度、新たな視点での奉仕の芽吹きにチャレンジさせて頂く所存です。

「親ガチャ」という言葉があります。どんな親や境遇のもとに生まれてくるかは運任せということを、購入方法が抽選式となるカプセルトイ(ガチャ)などに例えたものです。

生まれた環境で人生の大半が決まってしまい、子供の努力だけでは脱出できない現実があります。

昨今のコロナ禍や紛争などを原因とした社会情勢の所為により、子供のために頑張って働きたいのに、失職したり、非正規雇用となってしまったりすることで、納税することも適わない家庭環境になることがあります。

進学先で学ぶ意欲のある子供には、進学し教育を受ける機会に恵まれることで、子供の将来の選択肢が一筋でも多くなり、納税できうる大人となることで奉仕の循環が生まれると考えます。

丹羽郡内の子供たちに直接寄り添い、手を差し伸べることができる丹羽ライオンズクラブでありたいと思います。

会員の皆様のご賛同を得て、是非、単年度で終わることなく10年、20年と継続できるような制度を発足させることで、ライオンズ道徳綱領である「不幸な人には同情を、弱い人には助力を、貧しい人には私財を惜しまないこと」を実践し、子供たちが将来の無限の可能性を夢見ることの一助に、会員皆様とともになりたいと思います。

☆クラブスローガン

小さな助力から始めよう、続けよう、子供たちの未来を広げるために。